料理に関する職業 目次

料理好きな女性達の間で人気の高い「フードコーディネーター」は、テレビや雑誌でも取り上げられ、お洒落なイメージのある職業ですが、常に料理と関わっているフードコーディネーターは、真から料理好きでなければ簡単にできる仕事ではありません。また、いつも向上心を持って、上手に周囲とコミュニケーションをとることも必要条件となります。

フードコーディネーターの仕事内容は様々で、料理講師として企業に勤務している人や、ご自分で料理教室やサロンを開く人もいます。また雑誌や広告の写真撮影、CM撮影や料理番組など、料理を演出するスタイリストとしての立会いや、レストランや旅館などのメニューを創り出す仕事等もあります。最近では話題のデパ地下や、コンビニなどのお惣菜のアドバイザーとして活躍している人もいます。

また大人向けの料理だけでなく、幼児食や離乳食などを開発する仕事や、料理に関するイベントの企画、食に関連する執筆活動など、今やフードコーディネーターは食に関するトータルプロデュースの仕事であると言えるでしょう。

実際にフードコーディネーターになるには、どうしたら良いのでしょうか。それにはフードコーディネーターとして必要とされる、食に関する知識を身につけることから始めましょう。日本フードコーディネーター協会が実施する認定試験があります。これは必ずしも受ける必要はないのですが、この資格を取得している方が、フードコーディネーターとしての仕事の幅が広がります。

今から10年前の1998年から、フードコーディネーターの資格認定制度は始まりました。1~3級までの階級が設けられ、毎年10月に行われる3級認定試験は、年齢性別や資格は不問なので誰でも受験可能ですが、受験生は20代~30代の女性が多いようです。しかし最近では、食に関連する会社の社内研修としてこの試験を利用している企業も多く、男性の受験者も増加傾向にあります。さて、受験するためにはどんな勉強をしたら良いのでしょうか。

公式テキストである「改訂増補版フードコーディネート教本」には食材や食品、調理器具など料理に関することだけでなく、テーブルマナーやテーブルコーディネートの方法、またメニュープランニングや規格の方法に至るまで「食」をいかにビジネスとして活用していくのかが書かれています。

3級に合格後には、2級の受験資格を得られます。プロのフードコーディネーターを目指すなら、最低でも2級程度の知識が不可欠です。テキスト本のみでの勉強では心配でしたら、自ら講習会に参加したり、認定校へ通学して勉強すると良いでしょう。

フードコーディネートとしての知識のみならず、共通の目標を持つ人と接することは良い刺激となり、様々な情報を得ることができます。学校へ通うための資金はいりますが、プロになることを真剣に目指しているのなら、学校に通うことを是非おすすめします。

多くの女性が大好きなケーキですが、そんなケーキや洋菓子を作る職人さんの職業を「パティシエ」と呼びます。元来パティシエは男性社会だったのですが、最近では女性の活躍が増え、半数以上が女性であるとも言われています。ここ最近のスイーツブームでパティシエは、一流ホテルや洋菓子専門店などで多く求められています。

以前はパティシエになるためには、洋菓子店に弟子入りして、そこで基礎からお菓子作りを勉強する方法しかありませんでした。しかし最近では、製菓の専門学校や調理師専門学校の製菓部門などで学んだ後に、洋菓子店で修行をするという方法が一般的です。パティシエの作業工程は数種類に分類されており、生地作りから仕上げまで、大半のお店では、各々担当が決められています。


●生地担当
ケーキの土台となる、重要な生地を作る欠かせないパートですので、経験と正確な技術が求められます。

●オーブン担当
生地を焼き上げるパートです。各々の生地の素材により、オーブンの温度や焼き加減をコントロールしなければなりません。

●仕上げ担当
クリームなどを使い、焼きあがった生地を組み立てて仕上げていくパートです。飾りつけのセンスが非常に重要となります。

●グラシエ
シャーベットやアイスクリームを作るパートになります。


お菓子作りは職人技です。学校で勉強したからといってすぐに出来るわけもなく、実際の現場での学ぶ事が非常に大切です。洋菓子店では教えてもらうという受け身ではなく、技を盗むというぐらいの姿勢で臨みましょう。